29「はやぶさ2」実寸大模型:ターゲットマーカ(80秒)

「はやぶさ2」のターゲットマーカは5個ありますが、1個目を分離した姿で展示しています。

「はやぶさ2」がタッチダウンする前に、ターゲットマーカを着陸目標地点の近くに落としておいて、目印にしました。

ターゲットマーカは直径約10センチメートルのボールの形をしていてます。光を当てるとその方向に光を反射して、遠くからでも白い点としてよく見えるようになっています。
もし今カメラやスマホをお持ちでしたら、フラッシュをオンにして展示物をカシャッと撮ってみてください。

模型ですが表面の素材は本物と同じものを使っています。フラッシュを反射してピカっと光ったターゲットマーカが映ると思います。

ターゲットマーカの中のフィルムには、打ち上げ前のキャンペーンで寄せられた約18万人のお名前が刻まれています。それが確かにリュウグウの表面に届けられ、「はやぶさ2」のピンポイントタッチダウンを導いてくれた、というわけです。