02JAXA相模原キャンパス(100秒)

ジャクサが誕生したのは2003年。それまでの宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団という国内の3つの機関がひとつに合わさってジャクサとして発足しました。

相模原キャンパスは、1980年代から宇宙科学研究の拠点でした。そのため、今でもここは「宇宙研」と呼ばれています。敷地内には宇宙科学プロジェクトに必要な試験設備や実験室、管制室、地球外物質を扱う専用の設備などがあります。

全国の大学から研究者が宇宙科学研究所の実験装置や試験設備などを利用しに訪れており、多くの共同開発研究も行っています。さらに海外の研究機関とも力を合わせて、ロケット・人工衛星・探査機など、さまざまな飛翔体を使って先端的な研究を続けています。

宇宙や太陽系の起源、地球の誕生、さらには生命の成り立ちについての研究や、人類の今後の宇宙活動に必要な技術の開発や人類の課題解決をめざした宇宙工学の研究も行われています。

キャンパスの中を歩いているあの人は、もしかしたら宇宙の研究をしている人かもしれません。