ケンケン ロケット燃焼実験
燃焼実験って何をするの?
ロケットの燃焼実験っていったい何をするんだろうね?実はボクもよくわからなかったから、さっそく聞いてみたんだ。答えてくれたのは、今回の実験の主任の堀 恵一(ほり けいいち)さんだよ!

堀さん 燃焼実験っていうのはね、ロケットのエンジンがちゃんとうまく燃えるかどうかを調べて、そのデータをとることが目的なんだよ。今回のはつぎに打ち上げられる予定の、M-Vロケット4号機の3回目の実験なんだ。モータの全長は約13.7m、最大径2.61m、推進薬約72トン、全重量約83トン。これは国内最大の固体ロケットモータなんだよ!
第1モーターの場所

第1モーター写真
第1モータ

 

M-Vロケットには3つの大きなエンジンがあって、その中で一番大きくて最初に点火されるのが第1モータなんだ。ロケットを地上30kmまで押し上げるんだから、とんでもないパワーが必要なんだ。燃料もいっぱい必要だから、ロケットの半分以上はこの第1段部分で占められているんだ。
実験は実際の打ち上げと同様に燃料をいっぱい積んで燃やすから、ものすごいエネルギーが放出されるんだ。音とか煙とか地響きとかが、本当に凄いんだよ!


M-Vロケットの機体構成はこちら!
GET FLASH PLAYER

※FLASHプラグイン v4.0以上 が必要です。


前のページへ   次のページへ