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相模原キャンパス特殊実験棟におけるガス発生について
宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス内にて、2012年11月30日(金)14時10分ごろ、特殊実験棟(D棟)での保守点検作業において、ガスが発生しました。
このガスは、高温空気発生装置からの窒素酸化物を含む気流を無害化するための「空気清浄機」の薬液を交換中に、水温が上がって水蒸気が発生したものと考えられます。このガスに有害な物質が含まれていることが懸念されたため、念のため安全を期して同建屋から職員を退避させ、消防他各方面に連絡を行いました。現在、宇宙科学研究所科学推進部長を長として事態の収束に努めております。
なお、消防により発生したガスに有害な物質が含まれていないことが確認されたため、消防から退避措置の解除の連絡がなされました。
このたびは、近隣の皆様をはじめ多くの方々にご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫びいたします。
2012年11月30日