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「宇宙学校・しおがま」、盛況裡に終了
12月9日(日)、宮城県塩釜市で「宇宙学校・しおがま <宇宙のなぞにせまりたい!>」を開催しました。会場としてお借りしたふれあいエスプ塩竈は、市民の数(6万人弱)よりも年間来場者数(30万人強)の方が圧倒的に多いというたいへん活気のある館で、当日も、小中学生を中心に、年配の方まで、300名を越える方々にお越しいただきました。朝から夕方までの長丁場にもかかわらず会場はほぼ満席でしたが、日本宇宙少年団仙台たなばた分団のリーダーの皆さんにもお手伝いいただき、大きなトラブルもなく終了させることができました。
プログラムは、
1時間目:ロケットと惑星探査
(1)宇宙ロケットと“流れ”のお話(嶋田 徹)
(2)水星・金星・火星・木星を探検しよう(松岡 彩子)
映画上映「小惑星探査機『はやぶさ』」
2時間目:宇宙と生命
(1)見えない光で見る宇宙(阪本 成一)
(2)火星でのくらし−宇宙で農業−(山下 雅道)
3時間目:講演「月の謎にせまる『かぐや』」(加藤 學)
でした。(カッコ内は講師。敬称略)
子供たちからは「宇宙の果てはどうなっているの?」などの研究者泣かせの定番質問や、「カイコを食べられない人は火星には行けないの?」などのユニークな質問などが次々と飛び出し、その一つ一つに専門家が丁寧に回答しました。また、「銀河系の なかに人類よりも高度に進化した生命はいるの?」という質問に対しては、講師陣の意見も真っ二つに分かれ、まだまだ研究の余地があることを示していました。
2007年12月11日