非定常衝撃波に関する研究

研究申込者

平木　講儒　（九州工業大学）

研究要旨

　平成22年度は，遷音速で飛行する飛翔体に与える地面効果の影響を２物体の鏡面条件で模擬する試験と，遷音速流下で動的不安定性により自励振動を生じる鈍頭カプセルの，重心対称軸外配置による動的安定性の改善効果の２項目の試験を行った．両者に共通して，高速度ビデオカメラとカラーシュリーレン法を組み合わせた可視化手法を適用し，衝撃波の動的挙動を可視化することにより，高速現象のより深い理解が可能となった．

Key words

High speed video camera, Unsteady shock wave, Color schlieren visualization

2010年度の研究成果

• H. Kleine, J. Young, B. Oakes, K. Hiraki, H. Kusano, Y. Inatani: “Aerodynamic ground e?ect for transonic projectiles,” 28th ISSW, Manchester, 2011.

利用期間

2011年 2月 7日 〜 2011年 2月10日