極超音速インテークの超音速非定常振動現象に関する研究

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研究申込者

佐藤 哲也 (早稲田大学)

研究要旨

可変ランプ機構とバイパス機構を搭載した極超音速予冷ターボエンジン用矩形インテーク模型の超音速流中(マッハ1.7~3.0)における非定常振動(バズ)発生条件および振動特性を調査した。可変ランプ機構を用いた実験では、一定のスロート面積以下の条件ではバズが発生し得ないことが明らかとなり、この結果からバズが発生した際に可変ランプを用いてスロートを閉じることで、バズを回避することが可能であることを確認した。(図にこの時のバズによる圧力振動の遷移を載せる。) また同時に、バイパスドアによるバズ回避の有用性も認められた。


図: スロート面積を減少によるバズ回避の様子


Key words

Supersonic Inlet, Buzz, Pre-Cooled Turbo Jet Engine



2009年度の研究成果



利用期間

平成 21 年 8 月 24 日 〜 平成 21 年 9 月 4 日

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