超音速飛行物体の空力制御
研究申込者
川添 博光 （鳥取大学）
研究要旨
本研究ではプラズマアクチュエータの応用範囲の拡大を目指し，その超音速流をはじめとする高動圧流の制御実験を行う．今年度は，遷・超音速の基礎流れに対してプラズマアクチュエータへの適用可能性検討を行った．風洞試験の結果，種々の間欠駆動周波数（バースト周波数）に対するプラズマアクチュエータの誘起噴流の特性より，パル ス駆動が有効となる条件を明らかにした．また遷・超音速領域における流体制御に必要となるアクチュエータ基本性能についての知見を得た．
Key words
flow control, plasma actuator, shock wave mitigation
2009年度の研究成果
- 松野 隆，金谷高志，川添博光（鳥取大学大学院），鈴木直洋，藤井孝藏（JAXA）, サイレント超音速機の空力制御に対するプラズマアクチュエータの適用, 平成21年度宇宙航行の力学シンポジウム, 相模原市, 2009年
- T. Matsuno, T. Kanatani, H. Kawazoe and S. Obayashi, An Application of DBD Plasma Actuator to Shock Wave Mitigation, Proc. 9th AFI/TFI, Sendai Japan, 2009
利用期間
平成 21 年6 月29 日 〜 平成 21 年7 月10 日