威圧塗料の動的風洞試験への適用
研究申込者
浅井 圭介 (東北大学)
研究要旨
過去の研究により,高速応答型感圧塗料とPhase Lock法を用いた動的圧力分布計測が周期性を持った非定常現象の圧力場を捉える手法として有効であることがわかった.本研究ではこの手法を再突入カプセル型物体の動的不安定現象に適用することで,動的運動と非定常圧力との関連性を調査することを目的とする.図1に試験模型,図2にシュリーレン可視化画像を示す.
図1 風洞試験模型
(a) θ+=0 deg
(a) θ+=10 deg
(a) θ+=20 deg
図2 シュリーレン可視化画像 (M=1.1)
Key words
Re-entry Capsule, Pressure-Sensitive-Paint (PSP), Unsteady
2008年度の研究成果
杉本 大輔(東北大),永井 大樹(東北大),浅井 圭介(東北大),平木 講儒(九州工業大),
“感圧塗料を用いた再突入カプセル型物体の動的不安定現象解明”,日本航空宇宙学会北部支部2009年講演会,仙台,2009
利用期間
2008年10月27日〜11月7日