Lateral Blowingによる飛翔体の空力性能の向上に関する研究
研究申込者
麻生 茂 ( 九州大 )
Abstract
完全再使用型宇宙往還機の亜音速域から超音速域までのクロスレンジ、ダウンレンジを広げるためには機体のL/Dを増やす必要がある。本研究ではactive flow controlの手法の一つで、非常にユニークな方法として知られているlateral blowingという手法を用いて機体のL/D特性の向上をめざして実験を行った。その結果、lateral blowingは亜音速域から超音速域までの機体のL/D特性を顕著に向上させることが明らかとなった。
Key words
RLV, Aerodynamics, active flow control, lateral blowing
2006年度の研究成果
Kenji Tadakuma， Takuro Ishida， Shigeru Aso， Yasuhiro Tani，
” Aerodynamic Performance Enhancement by Lateral Blowing for Reusable Launch Vehicles ”，
57th International Aeronautical Congress, IAC-06-D2.5.1，
Valencia， Spain，
2006．
利用期間
平成18年10月16日〜10月20日