PSP実験によるデルタ翼Wing Rock現象の解明
研究申込者
浅井 圭介 (東北大学)
研究要旨
過去の研究より，デルタ翼を持つ航空機は，大迎角で飛行する際にロール方向に自励振動（Wing Rock現象）を生じることが知られている．
これまでは主に 20m/s程度の低速領域にて研究が進められていたが，本実験では，
M=0.5〜0.8の高亜音速領域に注目し Wing Rock現象と模型姿勢、マッハ数の関係を実験で調べる．
さらに，高亜音速領域で Wing Rock現象が生じるメカニズムを解明することを目的として，
高速度カメラを用いたシュリーレン撮影，PSP計測の２つの可視化を行う．
Key words
Delta wing, Wing Rock, Schlieren, Pressure-Sensitive-Paint（PSP)
2005年度の研究成果
廣瀬悠一(院)，倉科大輔，永井大樹，浅井圭介 (東北大・工) 若山一樹，宮路幸二（横浜国大），"デルタ翼Wing Rock現象の非定常可視化実験"，平成17年度宇宙航行の力学シンポジウム，2005，相模原
廣瀬悠一(院)，永井大樹，浅井圭介 (東北大・工)，"デルタ翼Wing Rock現象の非定常可視化実験" ，日本航空宇宙学会北部支部2006年講演会 ，2006
利用期間
平成17年10月31日 〜 平成17年11月11日