非定常PSP実証試験

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研究者

亀田 正治 (東京農工大学)

本部内共同研究者

藤井 孝藏

研究目的

感圧塗料(コーティング)による非定常空気力測定技術の確立を目指して実証試験を行った.高速(100 kHz)応答型感圧コーティングと高速度カメラ撮影を組み合わせて,buffetによる遷音速デルタ翼上側表面圧力分布の非定常変化を画像計測によってとらえた.翼形状は,後退角65°,翼根長150 mmの単純な二等辺三角形である.衝撃波位置の激しい変動が見られるマッハ数M=0.80-0.90,迎角α = 20°を実験条件とした.その結果,衝撃波と前縁はく離渦との干渉にともなう表面圧力分布の非定常変化を1 kHzのサンプリング周波数,1 kPa程度の誤差範囲でとらえることができた.

Key word


2004年度の研究成果

田部井孝聡,川上崇穂,亀田正治, 中北和之, "高速応答型PSPによるデルタ翼上非定常圧力場の定量計測," 平成16年度宇宙航行の力学シンポジウム.

利用期間

平成16年10月12日〜10月22日