複合サイクルエンジンの空力特性エジェクタモードにおける吸い込み特性について
研究者
谷 香一郎 (ISTA/JAXA)
苅田 丈士 (ISTA/JAXA)
本部内共同研究者
徳留 真一郎
研究目的
JAXA 総研本部宇宙推進技術共同センター(以下角田センター)では,今後,スクラム
ジェットエンジンとロケットエンジンの技術を組み合わせた複合エンジンの研究を進めてい
く.本エンジンは離陸から宇宙空間到達までの広い作動領域をカバーすることが求められる.
角田センターは超音速,極超音速域をカバーするラムジェット試験設備を有し,複合エンジ
ンのラム,スクラムモードでの空力,燃焼特性を取得できるが,低亜音速から遷音速にかけ
ての領域については試験設備が無く,データが未整備の状態である。本試験においては,複
合エンジンの低速域でのサイクル(エジェクタジェットモード)における空気取り入れ(吸
い込み)の特性等,空力特性を取得し,エンジン設計データの蓄積を行うことを目的とする.
2003年度の研究成果
谷香一郎(ISTA/JAXA),苅田丈士(ISTA/JAXA),”複合サイクルエンジンの空力特性エジェクタモードにおける吸い込み特性について,”平成15年度高速気流総合実験設備報告書.
利用期間
平成16年2月23日〜2月27日