ノ−ズエントリ型ロケットの遷音速空力特性(基本形状について)

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研究者

稲谷 芳文 (ISAS/JAXA)

研究目的

宇宙科学研究本部において提案している垂直離着陸型再使用ロケットの遷音速および超音速域における基本形状空力特性の取得を目的とする.現在検討中の再使用ロケットの機体形状はノーズ部を先行させて飛行するノーズエントリーを前提としており,比較的スレンダーな軸対称形状に補助翼を取り付けたものである.このような形状の機体での空力特性は過去に十分な検討が行われていないため、帰還時に最低限必要な揚抗比を達成可能な機体形状を考える必要がある.本試験ではパネル法およびCFDによる解析から提案された軸対称基本機体形状に補助翼を取り付けた模型を使用し、遷音速および超音速域における空力特性を調べる.

2003年度の研究成果

野中聡,小川博之,稲谷芳文(JAXA), ”再使用ロケット実験機の空力設計”, 第47回宇宙科学技術連合講演会, 2003, 新潟.

野中聡,小川博之,稲谷芳文(JAXA), 第47回宇宙科学技術連合講演会OHP資料.

利用期間

平成16年6月23日〜7月4日