ds9の使い方

2010-1-26 T.Tamura

1. インストール

このメモは、 Windows XP(Professional)の環境での試験にもとづいています。 異なるOSの場合、インストールの方法が異なりますので、ご注意ください。

1.1 本教材用のversion

本教材では、 ds9/version 5.7を使って解説を行っています。 以下からバイナリーファイルをダウンロードして、お使いください。
Windows 7/Vista/XP ds9.windows.5.7.exe
Mac OS 10.6 SAOImage%20DS9%205.7%2010.6.dmg
Mac OS 10.5 SAOImage%20DS9%205.7%2010.5.dmg
Mac OS 10.4 SAOImage%20DS9%205.7%2010.4.dmg
Linux ds9.linux.5.7.tar.gz

1.2 ウインドウズの場合の手順:

上のファイルを自分のPCに保存してください。 例えばデスクトップに ds9.windows.5.6.exe が保存されます。このファイルをクリックして実行してください。

再度、展開したファイルの保存先を聞かれます。
C:\Program Files\ds9
などに保存してください。"Unzip" ボタンを押す必要があるかもしれません。

最新バージョンのインストール

ds9の配布先 hea-www.harvard.edu/RD/ds9/ からインストールしてください。

2. 使い方メモ

2.1 日本語環境への変更

メニューの

Edit -> Preferences -> View -> Language -> Locale
で日本語が選べます。

日本語を選択して、 Save ボタンを押してください。 次の起動時から、ボタンが日本語で表示されます。

2.2 英語メニューの日本語訳

英語では分かりにくい場合は、この対応表を利用してください。

2.3 その他の利用方法

イメージ FITSに限らずイベント FITSをそのまま読み込むことが可能で、スムージングやスライスなど、様々なイメージ処理を簡単に行うことができます。 また、三色合成イメージも簡単に作成でき、あらかじめエネルギー帯を区切ったFITSを用意しておくことで、擬似カラーイメージを表示できます。

funtoolsという機能拡張用のツールを使用すると、ある領域のイベント数を調べる、radial profileを作成する、 さらにはある領域のスペクトルや光度変動を作成するなどの操作も可能です。 hea-www.harvard.edu/RD/funtools を参考にしてください。


Last Modified: 2010-1-29