「はやぶさ」キュレーションチームは、継続して、サンプルキャッチャーA室内からのマニュピレータによる直接的な試料回収を実施中です。

新たに準備してきたヘラによる試料回収を試行しました。これは、光学顕微鏡とマニピュレータを用いた方法では回収が困難な微粒子を、ヘラに付 着した状態で走査型電子顕微鏡により直接観察を行うためのものです。現在、走査型電子顕微鏡で観察する前の状況チェックとして、光学顕微鏡に よるヘラの観察を行っています。

なお、極微粒子の今後の取扱については、引き続き、ナノテク関連のメーカを含む様々な専門家の英知を結集して検討しています。

(「はやぶさ」キュレーションチーム)