オゾンがヨウ化カリウムと反応して電流を発生することを利用してオゾン濃度を測定する観測器。ポンプにより吸引した空気をヨウ化カリウム溶液に送り込むと,オゾンがヨウ化カリウムと反応して電荷を発生する。発生した電流からオゾン流量がわかり,これと吸引した空気の流量からオゾン数密度が求まる。観測器重量は約1kgと軽量で,ゴム気球により地上から高度30km程度までの観測が可能。世界中で広く使われている。