55M−Vロケット(屋外)(63秒)

ミューファイブロケットは1990年代に宇宙科学研究所で開発したロケットで、それまでの固体ロケット技術を集大成して、固体燃料ロケットとしては世界最大級かつ最高性能のロケットでした。

「はやぶさ」を惑星間空間へ送り出すなど、1997年から2006年に6機の打上げに成功、その後引退しましたがその技術は現在のイプシロンロケットに継承されています。

展示しているのは計画中止になったミューファイブ2号機の実機を用いて展示用に再構成したもので、1段目ノズルやフェアリング部分はダミーですが、本物のロケットに近づいたり触れたりできる展示となっています。

相模原キャンパスを訪れた記念にと、このロケットの前で記念写真を撮られる方も多くいらっしゃいます。