50水星磁気圏探査機「みお」(88秒)

2018年にアリアン5型ロケットで打ち上げられ、2025年に水星周回軌道投入を予定している国際水星探査計画ベピコロンボ。

ヨーロッパと日本との協力で進めている水星探査計画を、模型と映像でご紹介しています。

ジャクサは水星磁気圏探査機「みお」を担当、ヨーロッパの水星表面探査機MPOと結合した形で水星への長い旅を続けているところです。

水星は太陽に最も近い惑星で、あまりよくわかっていない未知の惑星でもあります。地球の10倍もの太陽光が照りつける過酷な環境下での探査となりますが、水星のような密度の大きな惑星がどうしてできたのかなど、太陽系の惑星形成のなぞを解き明かせるかもしれません。

また金星や火星にない固有磁場が、地球や水星にあるのはなぜかを、精密な観測で解明できれば、水星や地球の生い立ちも理解できるようになるでしょう。

まだまだ先は長いのですが、大きな科学成果が期待できるミッションです。