45探査ローバ Micro-5(68秒)

赤茶けた火星表面のような台に乗っているのが探査ローバ、マイクロファイブです。

将来、月や火星での表面を動き回る移動探査を視野に入れて開発された小型ローバの地上実験モデルで、研究で使われている実機を展示しています。

縦横50センチメートル、重さ5キログラムほどの小さな機体ですが、地球から遠くはなれた天体表面で使うものなので、地球で使う乗り物と違って転倒してもすぐに直しに行くことはできません。

凹凸のある地形を走りぬくために車輪が5つの走行メカニズムをそなえています。

カメラで周囲を認識したり、遠隔から操作できるようにしたりする研究もおこなわれています。

宇宙科学研究所や宇宙探査イノベーションハブでは、さまざまな大学や企業と探査ローバやロボットの研究をしています。