宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
宇宙理学委員会委員長 倉本 圭
宇宙工学委員会委員長 笠原 次郎

時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。さて、第21回宇宙科学シンポジウムを下記の要領で開催致しますので、ご案内申し上げます。このシンポジウムは、宇宙科学研究が将来にわたって継続して発展し続けるために、理学・工学両分野の研究者が相互交流・問題意識の共有を図り、宇宙科学について広く議論する場です。

本シンポジウムは、衛星・探査機・ロケット・大気球により得られた成果をはじめ、現在開発中または提案されている計画・ワーキンググループの報告、ならびに衛星・探査機基盤技術について行われている研究の現状や将来構想などを共有し、今後の宇宙科学研究の進む方向について議論し発信するためのプラットフォームとして、重要な役割を果たします。

本シンポジウムは、この役割を果たすため、企画セッションを設け最新状況を共有するとともに、将来の方向性を議論します。2020年は、遂に、はやぶさ2のカプセルが帰還し、地上での分析が開始されます。他方で、宇宙科学も巨大化が進行し、これまで以上に国際協力の重要性が増す中で、選定スキームも変わり始めています。将来を見据え、宇宙科学研究所がフラッグシップとして取り組むべき科学は何なのか。その科学を如何に選択し、実現してゆくのか。考える機会を設けたいと考えています。これらの企画セッションに加えて、現行の宇宙科学プログラムの最新状況を共有する特別セッションや、各分野の発表からなる一般セッションも例年通りに設けることで、広く情報の共有と議論を行う予定です。

今年度も2日間にわたって開催します。詳細なプログラムなどは追ってお知らせいたしますが、皆様の積極的なご参加と活発なご議論を期待しております。

開催日

2021年1月6日(水)~ 7日(木)

開催場所

オンライン開催

プログラム概要
  1. 企画セッション(招待講演&パネルディスカッション)
  2. 特別セッション 宇宙科学プログラムの最新トピックス
  3. 一般セッション(口頭およびポスター相当)
    1. 将来の科学衛星・探査機計画,小型衛星・小型飛翔体による科学ミッション,(各ワーキンググループの活動状況、海外への相乗りミッションに関する報告)
    2. 衛星・探査機・観測ロケット・大気球等により得られた最新科学成果の報告
    3. 宇宙科学を支えるテクノロジーの開発の報告
プログラム
開催概要
  • 口頭講演用の ZoomWebiner (参加申し込み必要)の方法は以下の通りです。

 ・講演者用
 ・参加者用
 ・座長用

  • ポスターセッション (登録必要)

 https://sss21.cloud.redmine.jp/
 画面右上の「登録する」からアカウント登録してください。

  • You Tube による ライブ配信(参加登録不要)

 一日目(1/6):https://youtu.be/U3NhyPft8sk
 二日目(1/7):https://youtu.be/qb8D5ClR4zg
にて配信予定です。
配信当日に何らかのトラブルが発生した場合は、後日見逃し配信できるよう準備を進めていますのでご了承ください。

講演申込期限

《申込み受付は終了しました。》
2020年11月26日(木)(参加のみの申し込み方法、期限は「宇宙科学シンポジウムリモート開催の概要」をご参照ください)

講演申込方法

「宇宙科学シンポジウムリモート開催の概要」をご参照ください。グループ申し込み(プロジェクト・WG等)と個人申し込みがあります。いずれの場合も各講演者にてResearch Map へのアカウントを申請し(「Research Map Instruction (日本語版、英語版)」をご参照ください)、そのURLを知らせて頂く必要があります。
グループ申し込みの場合は、グループの講演を取りまとめ、メールでの申し込みとなります。個人申し込みの場合は下記からお申し込みください。
https://www.qs-conductor.com/JAXA_CIS/login.aspx
(申し込み期間は10月20日(火)から11月26日(木)まで)
申し込みに際し、ユーザ登録が必要になります。
利用者マニュアルをご覧ください。
利用者マニュアル

お問い合わせ先

〒252-5210 相模原市中央区由野台3-1-1
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所
宇宙科学シンポジウム世話人 宛
(松崎恵一、坂尾太郎、羽生宏人、片坐宏一)
E-mail:z-sss21@ml.jaxa.jp
電話:050-3362-3718 (坂尾太郎)

  • プロジェクト・WG等からのお申し込みは、一括してお願いします。なお、本年度は件数の上限は設けません。

  • 口頭発表のプログラムは12月上旬にご案内する予定です。

  • 本年度、懇親会は開催されません。

  • 後刷りDVD講演集は作成しません。Web上での公開のみになります。シンポジウム後に提出頂いた講演原稿は、JAXAリポジトリ(https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/)で公開致します。

  • なお、その他の連絡事項等につきましても、こちらのページやメール(講演申し込み者)にてお知らせする予定です。