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オーストラリアにて大気球実験を実施

5月12日に神戸大学、名古屋大学他と共同で、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学が管理する気球放球基地を使用して、大気球実験を実施しました(場所:オーストラリア北部準州アリススプリングス)。

  • 実験名:「エマルションガンマ線望遠鏡による宇宙ガンマ線観測計画(GRAINE計画)」
  • 実験目的:
    大気球の観測器ペイロード(神戸大学、名古屋大学他によるエマルションガンマ線望遠鏡)によって、現時点で最も進んだ宇宙ガンマ線観測がなされているフェルミガンマ線宇宙望遠鏡(天文衛星)よりも数段上を行く高解像度観測を実現し、天体の空間構造の解明、ならびにガンマ線放射機構の解明を目指します。
  • 放球日時および場所:
    5月12日午前6時03分(日本時間),アリススプリングス気球放球基地
  • 着地日時および場所:
    5月12日午後8時25分(日本時間),クイーンズランド州ロングリーチの北方約130km地点

リハーサル時の様子(吊られているのが観測器ペイロード)[画像クリックで拡大]



放球時の様子[画像クリックで拡大]



地図

2015年5月15日