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「はやぶさ」大気圏突入/カプセルも発見

日本時間6月13日19時51分に「はやぶさ」は無事カプセルを分離し、日本時間6月13日22時51分頃には大気圏に突入しました。
2003年5月9日にM-Vロケットで打ち上げられてから約7年間、イトカワに着陸し、サンプル採取作業を行い、再び地球に帰還するという難事業を、幾多の困難を乗り越え成し遂げることができました。

また大気圏に再突入した「はやぶさ」カプセルについて、ヘリコプターにより捜索した結果、日本時間6月13日23時56分にWPA内の予定区域内においてカプセル本体を目視により発見しました。
なお、カプセルの回収作業は、日本時間6月14日午後に行う予定です。

これまで応援していただいた皆様に感謝いたします。

※WPA : Woomera Prohibited Area (ウーメラ実験場(立入禁止区域))

「はやぶさ」が最後に撮像した地球画像 参考)地球画像の向き

ウーメラで撮影した火球(光学班)

ウーメラで撮影した火球(レンジEより)。2つに分かれて見える上左側の光跡が探査機本体の火球で、右下側の長い光跡がカプセルの光跡と思われます。

7年間のオペレーションを終えた、川口プロジェクト・マネージャー

2010年6月14日