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命名 れいめい(黎明、REIMEI)

理由
「黎明」という言葉は、「明け方。夜明け」「物事が盛んに始まろうとする頃。新しい文化などが起ころうとする時」という意味を持っている。
このことから、

  1. 「オーロラ」の語源は、ローマ神話に登場する暁の女神アウロラにある。暁, 曙(あけぼの), 黎明は共に「夜明け」の意味を持ち、多くの成果を上げたオーロラ観測衛星“あけぼの”の流れを汲むにふさわしい名前である。そして、世界で初めてオーロラ発光撮影とプラズマ粒子の同時観測に挑戦することからも、黎明という名前がふさわしい。
  2. ISASが作る衛星の中で、“小規模科学ミッションや工学技術実証が可能な小型科学衛星”という新しい形を確立した。
  3. INDEXプロジェクトには、新しいものを作り出す気力が充実した若手職員, 学生, ベンチャー企業が多くかかわった。INDEX衛星開発を学びの場として成長しながら数々の新しい試みを形にしてきた過程は、まさに黎明と言える。

以上により、様々な側面を持つINDEX衛星を総合的に表すものとして「黎明」と命名した。

2005年8月24日

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