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シンポジウム・研究会

第48回 月・惑星シンポジウム

標記シンポジウムを下記により開催します。

本シンポジウムは、月惑星を含む太陽系科学探査で得られた科学成果、現在開発進行中のプロジェクトで期待される科学、そして将来の構想などについて統合的に議論することで、月惑星探査をより戦略的に、より魅力的に進めていくことを主たる開催目的とし、講演を行ないます。本年度は通常の講演とは別に4つの特別セッションを企画させていただきました。いずれも現在、および今後の月惑星探査の方向性を決める重要なテーマです。是非とも多くの方がご参加くださいますようお願いいたします。


特別セッションの概要

1)「パネルディスカッション―将来の探査ミッション創出に向けて―」(7月29日10:25〜)
月惑星探査ミッション創出に携わる有識者をお招きして、今後想定される探査ミッションや探査ロードマップに関わるご意見を伺うとともに、今後の探査ロードマップ作成と合意形成をどのように進めるべきか、 探査プログラム推進のためにISAS、他部門、大学に求められているものは何か、 議論を行います。

2)「火星衛星SR計画」(7月29日13:30〜)
急速に具体化しつつある火星衛星サンプルリターン探査計画の狙い、サイエンス、展開について議論します。

3)「木星JUNO+JUICE」(7月30日14:00〜)
「ひさき」が木星磁気圏に関して面白い観測をしている実績と、「アストロH」が猛烈な木星オーロラに関して新しい知見をもたらすことへの期待から、NASA木星探査機JUNO(ニューフロンティア・クラス、木星到着は2016年)PIのスコット・ボルトン氏が、共同観測の打ち合わせのために来日します。JUNOの主目的は、木星オーロラの科学とともに、木星の内部構造の理解であり、これは日本の惑星科学における興味が高いトピックです。この機会を捉え、ボルトン氏自身によるJUNOに関する講演の機会を設けます。また、日本のコミュニティはESA主導の木星氷衛星探査計画JUICEへの参加準備を進めていることも考えあわせ、木星系・氷衛星に関する招待講演を置きます。セッション全体として、「木星系・外惑星からの惑星科学」を改めて議論する場とします。

4)「月科学と探査」(7月31日13:05〜)
本セッションでは月着陸実証機の後の月探査の検討状況について、月極域着陸探査ミッション、および「国際宇宙探査協働グループ」で議論されている有人探査での月科学ミッションのアイデアについて紹介・議論します。

詳細

開催日 2015年7月29日(水)〜31日(金)
開催場所 〒252-5210 相模原市中央区由野台3-1-1
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究所 本館2階会議場
申込み方法 講演の申込みは、2015年6月26日(金)に締め切りました。
募集の詳細はこちら
プログラム 下記よりダウンロードして各自ご持参ください。
新しいウィンドウが開きます プログラム(PDF・361KB)
新しいウィンドウが開きます パネルディスカッションアジェンダ(PDF・122KB)
※当日は受付にて記帳いただきますよう、お願いいたします。
(登壇者の皆様もお願い致します。)
TV会議システムについて 尚、本年はTV会議システム(IP会議システム)を各開催日20局限定で準備しております。
接続をご希望の方は下記まで希望日とご所属をお知らせください。
接続数に制限がありますので、先着順とさせていただき、当日までに、対象の方のみご連絡いたします。
なお、当日の接続申請はご対応できかねます旨、何卒ご容赦くださいませ。

問合せ先

E-MAIL:
kaji@planeta.sci.isas.jaxa.jp 梶 麻衣子 宛