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先進的軌道計測・決定技術に関する研究会
標記研究会を下記のとおり開催いたしますのでお知らせいたします。
小惑星探査機「はやぶさ」の深宇宙航行では、PN-codeによる超遠距離測距を使った軌道決定や光学航法が微小天体への精密な誘導を実現しました。また、試験的ながら、国内での相対VLBI観測も行われました。地球周回にあっては、VSOP2(ASTRO-G)や小型衛星が、オンボードGPS受信機による先進的な軌道計測を指向しています。月探査のSELENEでは、相対VLBIに加えて4wayのR&RRを駆使し、月重力場の高精度決定を目指しています。この他、加速度計や高度計・SLRを組み合わせた軌道計測法は、地球重力場の精密な計測を可能にし、新しい科学を開く可能性があります。このように、軌道計測・決定技術は宇宙ミッションを支える重要な技術要素です。
軌道決定技術は、近宇宙から深宇宙と広い活躍の場を得て、軌道計測技術の進歩に促され、より精密に・より迅速に、そして単純な弾道飛行からより複雑な微小外乱や連続推力の対応へと、その技術が革新されつつあります。
今後の技術発展や宇宙利用の進展を目指すため、この分野に関わる研究者・技術者と宇宙ミッションユーザーが一同に会して、技術交流や意見交換を行う研究会をご提案させていただきます。開催趣旨をご理解いただき、皆さまの積極的なご参加を心よりお願い申し上げます。
詳細
開催日 | 2006年10月31日(火)10:00〜18:00 |
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場所 | 東京国際フォーラム、ホールD5(有楽町) ホール:http://www.t-i-forum.co.jp/general/guide/eventspace/hall_d5/index.php 場 所:http://www.t-i-forum.co.jp/function/map/index.html |
参加費 | 無料 |
プログラム | <PDF版> <WORD版> |
連絡先 | 宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部 吉川 真(makoto@isas.jaxa.jp) 國中 均(kuninaka@isas.jaxa.jp) |