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ISASメールマガジン 第295号
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ISASメールマガジン 第295号 【 発行日− 10.05.18 】
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★こんにちは、山本です。
今朝予定されていた H-IIA-17号機による「あかつき」と「IKAROS」の打上げは 天候が悪化したため21日（金）以降に延期されました。
相模原キャンパスでは 恒例の打ち上げ中継（パブリックビューイング）があり、早朝から40名もの参加者が衛星の打ち上げを待っていましたが、仕切り直しとなりました。
私は、家で朝食を食べながらTVの中継を待っていましたが、こちらも仕切り直しです。
今週は、宇宙科学情報解析研究系の三浦 昭（みうら・あきら）さんです。
── INDEX──────────────────────────────
★01：「はやぶさ」ライブ 再び
☆02：「はやぶさ」トピックス
☆03：今週のはやぶさ君 と 「はやぶさ」軌道情報
───────────────────────────────────
★01：「はやぶさ」ライブ 再び
十年大昔
とメルマガに書いてから、5年近く経ちました。
再び「はやぶさ」が佳境にさしかかったところで、私のメルマガの順番となったのも何かのご縁でしょうか。
「はやぶさ」のライブ中継でISASのWebサーバが一日2300万ヒットを数えたのは2005年11月26日のことでした。この月は、合計4回のライブ中継があり、月間のヒット数も1億を超えるという、ISASとしては空前の快挙になりました。管制室の映像ストリーミングも、深夜開始にも関わらず、5000ユーザ近くに達したそうです。メジャーなWebサイトならいざ知らず、1日に2300万ヒットというのは、当時としては予想だにしないことでした。何しろ一日は1440分しかありません。つまり、大雑把に毎分2万件近くのリクエストがあったということになります。毎分2万回転と言うのは、F1のエンジン並みです。
打上げのライブ中継では、アクセスが殺到するのは打上前後の僅かな時間帯に限られます。その時間帯をはずれると、比較的疎らなアクセスに戻ります。ところが「はやぶさ」のライブ中継では、深夜からアクセスが増え始め、朝方まで毎分5千〜1万ヒットの賑わいとなりました。そして26日の午前7時15分。不意にアクセスが急増しました。第一波が7時15分、第二波が7時23分に訪れました。この時、毎分5万ヒット。毎分5万リットルと言うのは、石和温泉の湧水量並みです。
ニュースやWebサイトで紹介されたのでしょうか。その後も何度か突然のアクセス急増を経験しながら、午後4時にブログの更新が終了しました。ところがその後も熱気覚めやらず、夜中まで毎分1万ヒットをキープし続けたのでした。毎分1万回と言うのは、蝿の羽ばたきに匹敵します。
ちなみにその数ヶ月前、「すざく」の打上もライブ中継がありました。その日は10時過ぎからアクセス数がぐんぐんと上がり続けました。そしてアクセスが殺到するのは、打上げの瞬間！ と思っていたのですが、実は打上げの数分前から、Webサイトへのアクセスは急減していたのでした。
あれれ？
その時自分が何をしていたか思い出してみました。
その頃は打上げのストリーミングに見入っていて、Webサイトをクリックしている場合ではありませんでした。きっと他にも、そんなお仲間が多かったのでしょう。打上げ後にアクセスは急増し、午後1時前には毎分8万ヒット近くにまでなりました。毎分8万回転と言うのは、某サイクロン式の掃除機並みです。
その後、「はやぶさ」のブログは、更新こそしないものの、ひっそりと公開を続けてきました。そして2010年4月15日、今度はTwitterを引っさげて復活しました。今回は特設サイトあり、Twitterあり、ブログありのてんこ盛りです。Twitterは、あかつきくん、イカロス君も交えて、絶好調です。今後次々と訪れるイベントを、どうぞご賞味下さい。
奇しくもすざくの打上げ直後に生まれた息子に、「はやぶさ」や「あかつき」のペーパークラフトを作ってやりました。「はやぶさ」が地球への帰還を目指している間に、当時生まれた赤ん坊は宇宙のことが何となくわかる子供に育ちました。5年と言うのは、長いものですね。
（三浦 昭、みうら・あきら）
はやぶさ特設サイト:
⇒
http://hayabusa.jaxa.jp/
Twitter:
⇒ http://twitter.com/Hayabusa_JAXA
⇒ http://twitter.com/ikaroskun
⇒ http://twitter.com/Akatsuki_JAXA
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※※※ ☆02以降の項目は省略します（発行当時のトピックス等のため） ※※※
ISASメールマガジン 第295号 【 発行日− 10.05.18 】
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★こんにちは、山本です。
今朝予定されていた H-IIA-17号機による「あかつき」と「IKAROS」の打上げは 天候が悪化したため21日（金）以降に延期されました。
相模原キャンパスでは 恒例の打ち上げ中継（パブリックビューイング）があり、早朝から40名もの参加者が衛星の打ち上げを待っていましたが、仕切り直しとなりました。
私は、家で朝食を食べながらTVの中継を待っていましたが、こちらも仕切り直しです。
今週は、宇宙科学情報解析研究系の三浦 昭（みうら・あきら）さんです。
── INDEX──────────────────────────────
★01：「はやぶさ」ライブ 再び
☆02：「はやぶさ」トピックス
☆03：今週のはやぶさ君 と 「はやぶさ」軌道情報
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★01：「はやぶさ」ライブ 再び
十年大昔
とメルマガに書いてから、5年近く経ちました。
再び「はやぶさ」が佳境にさしかかったところで、私のメルマガの順番となったのも何かのご縁でしょうか。
「はやぶさ」のライブ中継でISASのWebサーバが一日2300万ヒットを数えたのは2005年11月26日のことでした。この月は、合計4回のライブ中継があり、月間のヒット数も1億を超えるという、ISASとしては空前の快挙になりました。管制室の映像ストリーミングも、深夜開始にも関わらず、5000ユーザ近くに達したそうです。メジャーなWebサイトならいざ知らず、1日に2300万ヒットというのは、当時としては予想だにしないことでした。何しろ一日は1440分しかありません。つまり、大雑把に毎分2万件近くのリクエストがあったということになります。毎分2万回転と言うのは、F1のエンジン並みです。
打上げのライブ中継では、アクセスが殺到するのは打上前後の僅かな時間帯に限られます。その時間帯をはずれると、比較的疎らなアクセスに戻ります。ところが「はやぶさ」のライブ中継では、深夜からアクセスが増え始め、朝方まで毎分5千〜1万ヒットの賑わいとなりました。そして26日の午前7時15分。不意にアクセスが急増しました。第一波が7時15分、第二波が7時23分に訪れました。この時、毎分5万ヒット。毎分5万リットルと言うのは、石和温泉の湧水量並みです。
ニュースやWebサイトで紹介されたのでしょうか。その後も何度か突然のアクセス急増を経験しながら、午後4時にブログの更新が終了しました。ところがその後も熱気覚めやらず、夜中まで毎分1万ヒットをキープし続けたのでした。毎分1万回と言うのは、蝿の羽ばたきに匹敵します。
ちなみにその数ヶ月前、「すざく」の打上もライブ中継がありました。その日は10時過ぎからアクセス数がぐんぐんと上がり続けました。そしてアクセスが殺到するのは、打上げの瞬間！ と思っていたのですが、実は打上げの数分前から、Webサイトへのアクセスは急減していたのでした。
あれれ？
その時自分が何をしていたか思い出してみました。
その頃は打上げのストリーミングに見入っていて、Webサイトをクリックしている場合ではありませんでした。きっと他にも、そんなお仲間が多かったのでしょう。打上げ後にアクセスは急増し、午後1時前には毎分8万ヒット近くにまでなりました。毎分8万回転と言うのは、某サイクロン式の掃除機並みです。
その後、「はやぶさ」のブログは、更新こそしないものの、ひっそりと公開を続けてきました。そして2010年4月15日、今度はTwitterを引っさげて復活しました。今回は特設サイトあり、Twitterあり、ブログありのてんこ盛りです。Twitterは、あかつきくん、イカロス君も交えて、絶好調です。今後次々と訪れるイベントを、どうぞご賞味下さい。
奇しくもすざくの打上げ直後に生まれた息子に、「はやぶさ」や「あかつき」のペーパークラフトを作ってやりました。「はやぶさ」が地球への帰還を目指している間に、当時生まれた赤ん坊は宇宙のことが何となくわかる子供に育ちました。5年と言うのは、長いものですね。
（三浦 昭、みうら・あきら）
はやぶさ特設サイト:
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http://hayabusa.jaxa.jp/Twitter:
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http://twitter.com/Hayabusa_JAXA⇒
http://twitter.com/ikaroskun⇒
http://twitter.com/Akatsuki_JAXA‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※※※ ☆02以降の項目は省略します（発行当時のトピックス等のため） ※※※