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INDEX衛星がバイコヌールに向けて出発

さまざまな経緯があって、結局のところINDEX衛星は、2005年8月、ロシアのドニエプルロケットによってカザフスタンのバイコヌール基地より打ち上げられることになった。

そして2005年6月28日、モスクワ経由でカザフスタンへ輸送するため、INDEX衛星をコンテナに入れる日がやってきた。日本での見納めの日である。INDEXは、多くの学部生、大学院生、ベンチャー企業の技術者、宇宙研の若手からシニアまでを含んだ開発チームの、長年の汗と喜びの結晶である。この日写した集合写真には、衛星開発中に誕生した赤ちゃんも一緒に参加している。学生や職員を育てることを強く意識したミッションであるINDEXならではの象徴的な風景である。

さあ、暑い夏のカザフスタンでの射場オペレーション、そして内之浦で迎える第一可視が、INDEXの山場となる。

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