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「のぞみ」の月スウィングバイ

「のぞみ」が撮影した月の裏側の映像

スウィングバイに備えて合計9回の軌道制御を行い、遠地点を月の軌道を越える40~50万km前後、近地点を800~1,700km前後に保ってきた「のぞみ」は、9月24日の夕方に、第1回目の月スウィングバイを成功裏に行い、遠地点約171万kmの長楕円軌道に載った。スウィングバイ時の月への最接近距離は、約4,100kmであった。

月への接近の前後に、搭載カメラの機能試験のために、月面の写真撮影を行った。「のぞみ」が、スウィングバイ後、約2万4,000kmの地点から撮った月の裏側の写真もある。地球からは、直接は見ることのできないものである。

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