第8章 究極の固体ロケットをめざして

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第3段

第3段はM-34ロケットモータ、第3段計器部、ノズル周辺に搭載されたサイドジェット(SJ= Side Jet)及び3~4段接手からなる。M-34ロケットモータと後述のキックモータのノズルは、下段切り離しまでは縮めておき、点火前に伸展する仕組みとなっている。

M-34ロケットモータは、燃焼中のピッチ、ヨー姿勢制御のためにMNTVC装置を備えている。SJはヒドラジンを用いたスラスタにより、ロール姿勢制御と燃焼終了後のピッチ、ヨー姿勢制御を行う。また、3~4段接手には4個の小型固体ロケット(スピンモータ)が搭載されており、3~4段分離前に第4段姿勢安定化のためのスピンを与える。第3段計器部には航法誘導装置、タイマー、テレメータ送信機、コマンド受信機、レーダートランスポンダー、集中電源、計測装置等多くの機器が搭載されている。なお、航法誘導装置は慣性航法機能をも持つが、1号機では電波誘導を主としている。

M-V第3段モータ

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