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ISASニュース

地元の夏祭り、 JAXA ブースも盛況

No.390(2013年9月)掲載

夏は天体望遠鏡で星空を案内するイベント出展依頼が集中する季節です。特に夏祭りは土・日に開催されることが多いのですが、広報・普及担当として地域連携を大事にしたいこともあり、可能な限りお受けしています。この8月は相模原市内のお祭りだけでも、大野北銀河まつり(3〜4日)、中央地区ふるさとまつり(17日)、上鶴間地区ふるさとまつり(17日)、大野南ふるさとまつり(31日)の各会場に出掛けていき、JAXAブースを構えました。公園や学校の校庭にずらりと模擬店が並ぶ夏祭り。その一角にJAXAのコーナーを割り当てていただいているのです。

テントの中では子どもたちに人気の工作や、宇宙研の活動を紹介するパネル展示、見学案内のチラシなども置き、さまざまな情報を持ち帰っていただきます。そして何より喜ばれるのは、天体望遠鏡を夜空へ向けて月や星を観る体験です。富士見小学校の校庭が会場となった中央地区ふるさとまつりでは盆踊りも行われ、炭坑節が流れる会場で夕空に出た明るい月に望遠鏡を向けるというシチュエーションでした。このときは地元アマチュアのグループ「星を観る会」の皆さんが天体望遠鏡を持ち寄って協力してくださり、和やかな雰囲気の中で星空を楽しむことができました。また、ほかのお祭りやイベントでは「星空公団」の協力により、多様な星空案内をしています。

夏は過ぎていきましたが、今後もさまざまな場所で星空を見上げ宇宙を身近に感じていただけるイベントが続きます。こうしたイベントはJAXA関係者と市民との貴重な接点となる場でもありますので、興味のある方はぜひご一緒に。

(大川拓也)