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ISASニュース

「はやぶさ」フレーム切手贈呈式

No.382(2013年1月)掲載

昨年の特別公開の際に宇宙機のイラストをあしらったフレーム切手が発売されて話題になったところですが、そのときにも予告した新作が2012年11月1日に日本郵便(株)南関東支社から発売されました。新作には池下章裕さんの「はやぶさ」のイラストがふんだんに使われています。今回もJAXA側はイラストの選定や監修の形で間接的にお手伝いしました。

今回のセットは80円切手10枚組みになっており、売価は1400円。私も5シートほどまとめ買いしました。前回のフレーム切手は銀河連邦25周年を記念したものであったことから相模原市内の郵便局での2000セットの限定販売でしたが、今回は神奈川県・山梨県内の郵便局(951局)をはじめ、「郵便局のネットショップ」などを通じて1万7000セットの販売を予定しているとのことです。11月24日と25日に在日米陸軍相模総合補給廠で行われた「潤水都市さがみはらフェスタ」にもJAXAブースに隣接して郵便局の臨時出張所が置かれ、販売が行われました。

11月21日にはJAXA相模原キャンパスでこのフレーム切手の贈呈式が行われました。頂いた切手は先日のフレーム切手と共に展示室に展示してあります。

宇宙研生協でも販売してほしいところですが、記念フレーム切手は位置付けが通常の切手と異なるため、郵便局以外での委託販売ができないそうです。お求めの際には郵便局へ足をお運びください。

これで、日本天文学会創立100周年の際の記念切手など、宇宙機関係の切手がいくつか出そろいましたので、「切 手になった宇宙機」のようなミニ企画展を企画したいなと考えています。ギニアやギニアビサウ、ガイアナ、モザンビークなどの外国の切手をネット通販で取り寄せたところです。日本の切手と違って外国の切手は突っ込みどころ満載。ご期待ください。

(阪本成一)

「はやぶさ」フレーム切手