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ISASニュース

「宇宙の日」作文絵画コンテスト表彰式

No.379(2012年10月)掲載

毎年9月12日は「宇宙の日」です。これは1992年9月12日に毛利衛宇宙飛行士がスペースシャトルで宇宙へ飛び立った日であることから選ばれたものです。この「宇宙の日」の記念行事として、宇宙の研究開発の普及と好奇心・創造力を育成することを目的として、例年、全国の小・中学生作文絵画コンテストを実施しています。主催には文部科学省やJAXAをはじめ、国立天文台や日本科学未来館、リモート・センシング技術センター、日本宇宙フォーラム、日本宇宙少年団と、全国の科学館・博物館が名を連ねています。

作文と絵画を募集するに当たっては毎年異なったテーマが設定されます。例えば昨年度は「さぁ出発だ!宇宙への冒険旅行」。その前も、「宇宙を利用した未来の○○」「宇宙大ハッケン!!」「宇宙でしたいあんなことこんなこと」「月に願いを!」「ようこそ私の星へ」など、魅力的なテーマが続きました。

オリンピックイヤーである2012年度のテーマは「宇宙オリンピック」。宇宙の仲間たちが集まる宇宙オリンピックの年に選手としてオリンピックに参加することになったと想定して、どこで、どんな仲間たちと、どんな競技を行っているのか想像してみてください、というもの。子どもたちの独創性が発揮されるよいお題です。

全国各地の76の科学館・博物館で4月13日から7月31日まで作文・絵画を募集したところ、作文の部の小学生部門に914点、中学生部門に879点、絵画の部は小学生部門に1万6595点、中学生部門に1729点が寄せられました。この中から特に優れたものについて、各主催者の名を冠した賞を授与しています。

表彰式は年ごとに開催担当を変えて全国各地で行われており、今年度の担当はJAXAでした。相模原キャンパスでの開催を目指しましたが、参加予定人数を収容できる会場がないことから、向かいにある相模原市立博物館をお借りして行うことにしました。9月16日(日)午前中に、主催者賞の受賞者と保護者・同伴者約100名に参加いただいて、部門ごとに表彰状と副賞の授与が行われました。午後には、私のミニトークと所内見学をお楽しみいただきました。

受賞作品は今年も素晴らしいものばかりでした。今年度と過去の入選作品は新しいウィンドウが開きます 「宇宙の日」のホームページで見ることができます。この機会にぜひご覧になってください。

(阪本成一)

表彰式での集合写真