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科学機器
オーロラ粒子観測器(ESA/ISA)

ESA/ISAは、電場により荷電粒子であるオーロラ粒子の軌道が曲がることを利用したエネルギー分析器です。極板に引加する電圧を変化させることにより、検出器に到達できる粒子のエネルギーを変えられます。この性質を利用し、10eV/q〜12,000eV/q までのエネルギーをもつ粒子をエネルギー分析しつつ観測します。写真中で、上に突き出た円形・球形の部分がエネルギー分析部で、その下の円柱形の部分が検出器ケース、その下に取り付いている四角い箱は電子回路部、それらの左にあるのは高圧電源(2個)です。
多波長オーロラカメラ(MAC)

MACは3組のCCDとフィルターを組み合わせることで、3色のオーロラ画像を取得することができるカメラです。3つの観測波長は、ぞれぞれ窒素分子、窒素分子、酸素原子の輝線やバンドに対応しています。CCDは、振動に強い前面照射インターライン型でありながら感度が高く(量子効率0.6)、放熱板と熱伝導率の高いグラファイトシートを用いて宇宙空間へ熱を放出することで、0℃程度まで冷却されます。レンズは、暗いオーロラの空間構造を捉えるため、明るく収差の小さい設計となっており、宇宙放射線を考慮し、耐放射線特性が優れた石英を用いています。これらの組み合わせにより、高時間分解(最大約8枚/秒)で画像を取得できます。
