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水星磁気圏探査機 MMO(BepiColombo計画)

機体データ

名称(打上げ前) MMO
開発の目的と役割

国際水星探査計画「ベピコロンボ(BepiColombo)」は、JAXA担当の水星磁気圏探査機(MMO:Mercury Magnetospheric Orbiter)と欧州宇宙機関(ESA)担当の水星表面探査機(MPO:Mercury Planetary Orbiter)の2つの周回探査機で水星の総合的な観測を行う日欧協力の大型ミッションである。

MMO探査機の目的:

  • 固有磁場の解明
    水星周辺の磁場を高い精度で計測し、惑星磁場の成因を探る。
  • 地球と異なる特異な磁気圏の解明
    水星磁気圏の構造や運動を観測し、地球と比較して惑星磁気圏の普遍性と特異性を明らかにする。
  • 水星表面から出る希薄な大気の解明
    ナトリウムを主成分とする希薄大気の大規模構造・変動を観測し、その生成・消滅過程を探る。
  • 太陽近傍の惑星間空間を観測
    地球近傍では見られない太陽近傍の強い衝撃波を観測し、そのエネルギー過程を解明する。
打上げ 日時 2016年度(平成28年度)(予定)
場所 フランス領ギアナ クールー ギアナ宇宙センター
ロケット 「アリアン5型」ロケット
構造 質量 全重量:約280kg、観測装置:約40kg
形状

直径180cmの円に内接する八角柱型。
高さ約2.4m(高・中利得アンテナを含む)。
水星軌道上では電場・電波計測用ワイヤアンテナ4本(15m)と磁場計測用マスト2本(5m)を展開する。

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軌道 高度 近水点高度 約590km 遠水点高度 約11,600km
種類 水星周回 極楕円軌道
周期 約9.3時間
搭載される
科学観測装置
  1. MPPE (Mercury Plasma ParticleExperiment)
    プラズマ/粒子観測装置
    • 水星本体および磁気圏・内部太陽圏の電子/イオン、高速中性粒子の密度・速度・温度・エネルギー分布と組成を計測
  2. MGF (Magnetic Field Investigation) 
    磁場計測装置
    • 水星本体起源磁場、水星磁気圏・内部太陽圏磁場を計測
  3. PWI (Plasma Wave Investigation)
    プラズマ波動・電場観測装置
    • 水星磁気圏と内部太陽圏を電場・電磁波動・電波で観測するとともに、電子密度・温度を計測
  4. MDM (Mercury Dust Monitor)
    水星ダスト計測器
    • 水星本体・内部太陽圏・恒星間からのダストを検出
  5. MSASI (Mercury Sodium Atmosphere Spectral Imager)
    水星大気分光撮像装置
    • 水星の希薄なナトリウム大気の分布と変動を分光撮像