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X線天文衛星 あすか

科学的成果

「あすか」衛星は、日本ばかりではなく、世界中の天文学者によって利用されています。打上げ以来、のべ2000もの天体の観測を行い、観測したデータにもとづいて世界の天文の雑誌に掲載された論文の数は、2000年3月の時点ですでに800編を越えました。

日本のX線天文グループは、これまでに、特徴のあるサイエンスの方針のもとで、継続的に衛星を打上げ続けることで、宇宙物理学の最前線を切り拓いてきました。こうしたスタイルは、日本の科学衛星計画が、宇宙科学研究所(現JAXA宇宙科学研究本部)を中心とした科学者たち、X線天文や宇宙物理の研究者ばかりではなく、ロケットを開発したり、衛星の軌道や姿勢制御を研究している研究者たちの活発な議論によって進められてきました。計画立案から打上げまでが比較的短く、また、確実にロケットが打ち上げられてきました。そのため、長期的な観点を維持することができ、一連のX線観測衛星は、国際的にも高い評価をうけてきました。