再使用観測ロケット遷音速/超音速空力特性の研究(その1)

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研究申込者

小川 博之 (ISAS/JAXA)

研究要旨

再使用観測ロケットの打ち上げおよび帰還飛行時の空力特性を取得し、機体形状の改善と飛行性能の向上を目指す。単段式の垂直離着陸型再使用観測ロケットでは打ち上げ上昇時の抗力損失が打ち上げ性能に大きな影響を与える。特に遷音速域におけるBase dragの低減が課題である。また、帰還飛行においては必要最小限の揚力面により姿勢制御を行うため、揚力面面積および舵角をパラメータとし縦および横方向の空力特性を取得し、操縦性の評価を行う必要がある。昨年度までに取得された空力データの評価により機体形状を改善し、高度100km以上の打ち上げおよび帰還飛行を可能とする再使用観測ロケットのシステム検討必要な空力特性を本研究において取得した。その1は遷音速でのデータ取得を行った。



Key words

垂直離着陸型ロケット、空力



2009年度の研究成果



利用期間

平成 21 年 9 月 24 日 〜 平成 21 年 10 月 2 日

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