次期固体ロケット空力基礎特性の研究

研究申込者

野中　聡　（ISAS/JAXA）

研究要旨

システム設計を進めている次期固体ロケットについて、H20年度の検討結果を反映した突起物を含む全機形態での空力特性を取得し、システム解析に使用する空力データベースを得ることを目的とする。これまでの風洞試験では遷音速および超音速における基本的な空力特性を取得したが、システム検討の結果、上段が小径化され機体形状の大幅な変更が提案された。本研究において全機形態における遷音速／超音速空力基本特性を取得し、システム解析に必要なデータベースを構築した。またCFD解析の妥当性評価に必要な機体周りの流れ場を明らかにするため、オイルフローによる流れ場の可視化を行った。

図1．次期固体ロケット模型概略

Key words

次期固体ロケット、空力

2009年度の研究成果

利用期間

2009年5月11日〜2009年5月22日