繰り返しレーザーパルス照射による超音速飛行抗力低減に関する基礎研究
研究申込者
佐宗 章弘 (名古屋大学)
研究要旨
本研究では、超音速飛行体前方へパルスレーザーを照射し生成されたプラズマと飛行体前方の離脱衝撃波との干渉による抗力低減効果を実験的に実証することを目的として行うものである。今年度は第一回試験で内装天秤による抗力計測及びシュリーレン可視化による衝撃波離脱距離の計測を、第二回試験時には、ピトー圧分布計測及びレーザー導入実験に向けての通風時の振動チェックを行った。図1から図5に実験結果の代表的な結果を示す。
図1:使用模型図面
図2:測定可能条件と測定条件
図3 マッハ数1.5から4.0における風洞総圧と抵抗の関係
図4 円柱模型におけるマッハ数と衝撃波離脱距離の関係
図5 試験模型設置位置でのピトー圧分布(マッハ数2.0、総圧235kPa)
Key words
レーザーエネルギー付加、抵抗低減、超音速流
2008年度の研究成果
利用期間
2008年10月20日〜2008年10月24日, 2009年1月19日〜2009年1月22日