柔構造機体の高速気流中での空力特性測定と振動現象の解明
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研究申込者
鈴木 宏二郎 ( 東京大 )
Abstract
将来の再突入システムのひとつの可能性として挙げられているフレア型薄膜エアロ シェルを有するカプセル型再突入機について、その高速気流中での挙動と空力特性を取 得するためにJAXA 宇宙科学研究本部の高速気流総合実験装置を用いて風洞試験を行 った。マッハ数0.3〜3.0 における広範囲の領域において、６分力計測、高速ビデオなど によるエアロシェルの運動の観察（図１）、シュリーレン法による流れ場の可視化（図 ２）を行い、エアロシェルのサイズや一様流条件がエアロシェルの振動や抵抗係数、揚 力係数に与える影響を明らかにした。
図１：マッハ数0.3 におけるエアロシェルの様子
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図２：マッハ数3.0における模型周りの流れ場の
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シュリーレン可視化写真
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Key words
柔構造エアロシェル、再突入、空力構造連成
2006年度の研究成果
山田 和彦 （JAXA）， 秋田 大輔 （JAXA）， 安部 隆士 （JAXA）， 古川 宗孝 （東京大学）， 石田 智樹 （東京大学），鈴木 宏二郎 （東京大学）， ” 大気球からの投下試験にむけた展開型柔構造再突入実証機の開発 ”， 日本航空宇宙学会年会講演会， 2B9， 調布， 2007．
山田和彦 (JAXA/ISAS), 秋田大輔 (JAXA/ISAS), 安部隆士 (JAXA/ISAS), 古川宗孝 (東京大学), 鈴木宏二郎 (東京大学) ， ” 柔構造機体の高速気流中での空力特性取得と振動現象の解明 ”， 平成18年度高速気流総合実験設備研究成果論文集．
利用期間
平成18年12月11日〜12月22日
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