Last Modified:
10/27/2020 15:52:52
2007-2010年度冬学期 東京大学教養学部 (前期過程)「宇宙科学 II」
2007年度から2010年度、東京大学教養学部(前期課程)で、
主に大学一年生を対象に「宇宙科学 II」の講義を担当してきました。
講義のテーマ
「X線天文学を通じて学ぶ基礎的な物理と数学」
講義の概要、目標
大学の1年生レベルで学ぶ基礎的な物理学と数学が、最前線の宇宙科学、特にX線天文学の研究の現場でどのように使われているか、具体的な例を通じて学習する。本講義が学生諸君が受講している物理・数学の講義の復習または予習になり、実際的な問題に触れることによって基礎的な物理と数学の理解が深まることを期待している。これら物理・数学の講義が「縦糸」だとすると、
宇宙科学を題材としてそれらを横断的に結びつける「横糸」になるような講義を目指している。
中性子星やブラックホールなど、X線天文学の観測対象について学習するだけでなく、
人工衛星を用いた宇宙の観測研究を遂行するために必要な、衛星の姿勢、軌道、衛星データ処理なども題材とする。
講義ノート
年度ごとに少々講義内容を変更しましたが、以下のノートはそれらを合わせたものです。
ブラウザで閲覧できるhtmlフォーマット
PDFファイル
講義内容
年度ごとの講義内容、試験問題、ハンドアウトなどについては、それぞれの講義ページを
参考にしてください。
2007年度の講義ページ
2008年度の講義ページ
2009年度の講義ページ
2010年度の講義ページ