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FITS画像をプラネタリウムで上映
ここに置いてある画像、データ、プログラムは技術的な試験用で、一般公開、上映には 適していません。これらのデータを使う事を希望される方は、 ebiswa AT isas.jaxa.jpまでご連絡頂ければ幸いです。
Swift FITS
INTEGRALソースカタログの、ds9フォーマットリージョンファイル。
リージョンファイルをds9で表示。GRS1915+105付近。
ROSAT FITS (0.11-0.284 keV)
ROSAT FITS (0.44-1.01 keV)
ROSAT FITS (1.05-2.04 keV)
下はROSAT衛星による全天画像。ds9でカラー表示。
ds9 -rgb -red Nanten_TSC.fits.gz -green Akari_TSC.fits.gz -blue Darkcloud_TSC.fits.gz銀河中心付近の構造。
高幣さん、上山さん、こんなのがFITSからプラネタリウムですぐ上映できるようにしてください! 基本的にds9と同じ機能をプラネタリウムシステムが持てばよいだけだから、そんなに難しくないのでは? ds9はオープンソースだと思ったし。
convertWCS TSC 8192 6144 7168.5 3072.5 0.0439453125 Darkcloud_TSC.fitsという感じ。
Nantenによる銀河面からの電波放射
元FITSファイル(nantenGPS_8_mod.fits)は非公開
変換プログラム
FITS (2048x2048x6; TSC projection)
あかりIRCによる近赤外線全天イメージ
ここにある
pieces_p5b.tgz
を使用。ただし、S4.fits, S6.fitsにあるgapは
pieces_p4b.tgz
を使って埋めた。
ただしヘダーにエラーがある(BITPIXが二番めでない)。それを修正するプログラム。
変換プログラム
FITS (2048x2048x6; TSC projection)
もとのFITSファイル
変換プログラム
FITS (2048x2048x6; TSC projection)
データを提供してくださった、なんてんプロジェクト、あかりプロジェクト、東京学芸大学 天文学研究室に感謝します。
西尾君の総合研究論文(卒論)と
概要
西尾君の卒研ホームページ
研究用の天文学データにはFITS (Flexible Image Transport System) というフォーマットが採用されています。世界中のデータセンターには、様々な天文 アーカイブデータがFITSフォーマットで保管されており、自由に研究や教育に使えるようになっています。
これらのFITSデータが一般の人々にほとんど知られていないのは、実にもったいないことです。 その一方、たくさんの人がお金を払ってプラネタリウムに足を運んでいます。FITSデータを 簡単にプラネタリウムで上映できるようになれば、最先端の研究現場と一般の人々をつなぐことができると考え、 そのための技術的な開発を進めています。御興味をお持ちの方、ぜひ一緒にやりましょう!
ここでは、ドイツのX線天文衛星、ROSATのアーカイブを使ってみました。 6.4度x6.4度、1376枚のイメージで全天をカバーしています。3つのエネルギーバンドがあります。 それらをつなげて、いろいろな投影法で全天のFITSイメージを作るプログラムをC言語で書いてみました。FITSのアクセスには cfitsio, 座標変換には wcslib というライブラリを使っています。全天を投影するいろいろな方法を比べてみるだけでも面白いかも?
アーカイブデータの取得先
入力ファイルリスト:低エネルギー、中間エネルギー、
高エネルギー
元々のファイルヘダーにある、CTYPE1='EQU--CAR', CTYPE2='EQU--CAR'という値は WCS規約に準拠していないので、wcslibは正常動作しません。(AIPSのルーチンではそのまま 読めましたが。) fparkeyなどのツールを用いて、RA---CAR, DEC--CARに直す必要があります。
プログラム、Makefile
スクリプト:それぞれのバンドについて、AIT, CAR, ZEA, CSC, PCOの各投影法で
全天FITSイメージを作る
Output FITS files: ds9は、WCSキーワードを正しく解釈し、ピクセルの天球上での位置を
表示してくれました。CAR投影法でグリッドが描けないのはds9のバグでしょう。
RASS_fp1_AIT.fits.gz,
RASS_fp1_CAR.fits.gz,
RASS_fp1_CSC.fits.gz,
RASS_fp1_PCO.fits.gz,
RASS_fp1_ZEA.fits.gz
RASS_fp2_AIT.fits.gz,
RASS_fp2_CAR.fits.gz,
RASS_fp2_CSC.fits.gz,
RASS_fp2_PCO.fits.gz,
RASS_fp2_ZEA.fits.gz
RASS_fp3_AIT.fits.gz,
RASS_fp3_CAR.fits.gz,
RASS_fp3_CSC.fits.gz,
RASS_fp3_PCO.fits.gz ,
RASS_fp3_ZEA.fits.gz
3つのエネルギーバンドから作ったカラーイメージ:
ds9を使った。コマンドは
ds9 -rgb -red RASS_fp1_CSC.fits.gz -log -green RASS_fp2_CSC.fits.gz -log -blue RASS_fp3_CSC.fits.gz -logなど
CAR: Plate carree投影法
同じ投影法で、
本家ROSATのウェブページ
にあるほうが綺麗(横軸が180度ずれていることに注意)。
もうちょっと画像処理すると、このように綺麗になる、という
ことで。
AIT: Hammer-Aitoff投影法
左側がグリッドなし、右側があり。以下同じ。
CSC: COBE quadrilateralized spherical cube
今後の課題:
ROSAT画像について:
その他の画像について:
Materials presented in this page use the ROSAT archival data provided by Max-Planck-Institut fur extraterrestrische Physik. We acknowledge the ROSAT project.