PLAINセンターニュース第91号
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多波長天文画像データ検索・閲覧システム 第2版
「jMAISON」公開のお知らせ

(3) 使用方法の概説 5

画像表示パネル

 取得されたデータを重ね合わせ表示するウィンドウです(前節の「重ね合わせシート選択リスト」と同時に表示されます)。データの表示の様子を調整するための様々な機能が提供されます。

 Topics

(1)開発の目的
(2)機能
(3)使用方法の概説1
使用方法の概説 2
使用方法の概説 3
使用方法の概説 4

▲使用方法の概説 5

(4)jMAISONの開発について
図をクリックすると拡大図が表示されます
5.1 画像表示フレーム

 画像表示を行う主フレームです。フレーム上でマウス右ボタンをクリックすると、スケール、色、拡大縮小などの機能のメニューが表示されます。また左ボタンのクリックやドラッグに伴う機能は「5.5節 マウス機能切替メニュー」で現在選択されている機能になります。また、カタログ天体プロットの位置にマウスカーソルを移動させるとその天体のカタログ情報がフレーム下に表示されます (5.6節参照)。

5.2 表示領域指定フレーム

 SAOimage の同フレームと同様の機能を持ちます。

5.3 拡大表示フレーム

 SAOimage の同フレームと同様の機能を持ちます。

5.4 マウスカーソル位置情報

 画像表示フレーム上でのマウスカーソル位置の xy ピクセル座標、ピクセルカウント値、赤道座標を表示します。

5.5 マウス機能切替メニュー

 画像表示フレーム上でのマウスの左ボタンのクリックやドラッグの機能を切替えます。「color」「pan」などの SAOimage と同様の機能やピクセルカウントのプロファイルをグラフを表示する「profile」、SIMBAD と NED で天体検索が行える「Search」などの機能があります。

5.6 カタログ天体情報表示フレーム

 画像表示フレームにカタログ天体プロットがされている場合、天体の位置にマウスカーソルを移動させると、その天体のカタログ情報がこのフレームに表示されます。


 jMAISONの開発は、科学技術振興事業団 (JST) 「計算科学技術活用型特定研究開発推進事業」に係わる研究課題「宇宙科学データ解析研究のためのバーチャル・センターの構築」(代表研究者: 長瀬文昭教授) のプロジェクトの一つとして、PLAIN センターとの国立天文台・天文学データ解析計算センター (ADAC) との共同開発として進められているものです。[渡邊 大、三浦 昭、青木賢太郎(JST/国立天文台)、安田直樹(国立天文台)]



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