図1 DARTS共通基盤と Astro-E2向けの実装:システム構成

- 付録: 略語・用語説明

Apache 標準的なWWWのサーバ用ソフトウェア(ウェブサーバ)。オープンソース。
axis WebService(SOAP)を実装するためのJavaアプリケーション。オープンソース。
DBUtil JDBCをあつかうためのクラスのセット。オープンソース。JDBC(Java DataBase Connectivity)とは、JavaからOracleなどのリレーショナルデータベースに接続するためのアプリケーション。
FITS Flexible Image Transport System。天文分野での標準的なデータフォーマット。バイナリ形式で天体イメージなどを保存する。
J2EE Java 2 Enterprise Edition。Sun Microsystems社が提唱するJava2 Web アプリケーションの標準環境。Java Servlet、 JSPを含む。
ODB Observation DataBase。Astro-E2向け。PLAINセンターニュース 2004年7月号を参照のこと。
Oracle (リレーショナル)データベース管理システム。市販ソフト。
Ruby オブジェクト指向スクリプト言語。まつもと ゆきひろ氏が開発しているオープンソフト。
SAN Storage Area Network。ファイル共有システム。ファイバチャンネルのようなシリアルSCSIプロトコルを用いる。
SIMBAD フランスのストラスブルグ天文台が提供している世界最大の天体データベース。例えば天体名を座標に変換する。現在、おおよそ350万の天体名を保持している。
Tomcat Java Servlet, Java Server Pages向けのサーバ用ソフトウェア。オープンソース。
WebService インターネット経由できるソフトウェアサービス。標準的なXMLシステムを用いてアプリケーション間のインターフェースを行う。ただし、WebService自体は、広い概念であり、場合によって定義が異なる。WebServiceを実装するプロトコルとして、現在のところ、SOAP, WSDLなどが広く利用されている。
VOTABLE IVOA (国際VO連合) 標準のデータテーブル形式。XML形式の拡張。