４月からPLAINセンター長をやらせていただく藤井＠宇宙輸送工学研究系です。長瀬先生が５年間大変上手に運営されてきたので、引き継ぐのは大変荷が重く感じています。また、私自身、センター所属ではないため、歯車がうまく回り出すまで時間を要するかと思いますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

　私自身とセンターの関わり合いは、大学院学生だった駒場キャンパスの70年代にさかのぼり、45号館1階（意味がわかる人はかなりの年配）に足繁く通ったのはついこの間のような気がします。相模原移転の直前に、教官として宇宙研（当時）に戻ってきました。平成５年にPLAINセンターが発足してからは、計算機運営委員会メンバーとして、中谷、向井、長瀬と３名のセンター長のもとで多少なりとPLAINセンターの活動に関与させて頂いてきました。

　科学衛星打ち上げも今年、来年と続きます。打ち上げの成功を祈りつつ、そこから輩出されるデータをみなさんに効率的に利用してもらえるよう、お手伝いをしていきたいと思います。JAXA組織の中での活動、大学共同利用の有効利用など、考えるべきことは多々ありますが、前向きな議論を重ねて少しでもよい方向へ進むべく、センターの方々とともにと舵取りをしていきたいと考えています。(2000字位という依頼が急に500字くらいとなったのでこれで終わります−ちょうどよかった!)

　この４月から宇宙航空プロジェクト研究員として採用されました村上弘志と申します。専門はX線天文学です。もともと３年前から学振PDとして宇宙研に来ておりまして、今回は６階から２階に引っ越したことになります。通勤時間が少し短くなるかと思いきや、門から遠くなったので余計に時間がかかったりもします。…というのはどうでもよい話。
　皆様ご存知でしょうが、宇宙研にはすでに同じ名前の方がいらっしゃいます。紛らわしくて申し訳ありません、どうぞご注意ください。招待講演を頼まれたこともありますが、私はASTRO-Fのことはそこまで詳しくありません。これまで関わって来たのはAstro-E2です。打ち上げも間近に迫っており、まずは主にこちらの方面でPLAINに貢献していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

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