JAXA 統合後初めての宇宙科学本部一般公開が 8月28日（土）に行われました。今年は日本福祉大学の若き力（森上さん、板谷さん）の多大なる協力を得て、例年通りの宇宙クイズ、コンピューターウイルスの実演に加えて数値シミュレーション体験を行いました。クイズは昨年の反省を元に小学生向けと中学生以上に分けた 2コースを用意しましたが、入り口が違うだけで、内容の難しさはほとんど同じでは？と思われるものでした。これでも小学生向けはやさしくしたつもりだったのですが...、来年への反省材料となりました。
　コンピュータウィルスに関しては、前日に重大な事が発覚しました。今年は OS として Windows XP （昨年は Windows 2000）を使ったのですが、流石に少しは進歩しているらしく PLAIN が誇る三浦コレクションのウィルスを寄せ付けませんでした。なんとか感染するウィルスが用意できたのですが、勝手にメイルを送信する程度（実際には十分脅威ですが）でしたので、デモとしては地味な感じは否めませんでした。もっと強力なウィルスを捕獲、育成（おっと、作成しちゃまずいですね...）すべきというのが来年に向けた反省事項となりました。
　最後に新顔の数値シミュレーション体験ですが、予想通り内容が難しい、見た目が地味なので、子供には見向きもされず、専ら大人相手に説明していました。来年こそは子供受けするものを、というのが担当の悲願となりそうです。

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