PLAINセンターニュース第126号 |
長瀬 文昭 上記委員会を平成16年3月10日に宇宙研A棟1階会議室において開催した。この会議には松田卓也(神戸大理)、近田義広(国立天文台)、松方純(情報研)、荻野竜樹(名大 STE 研)、家森利彦(京大理)、祖父江真一(井坂健司情報化推進部長代理)、長瀬文昭、向井利典、橋本正之、笠羽康正、篠原育、三浦昭、高木亮治(宇宙研)(以上委員)、田村隆幸、馬場肇、本田秀之、江澤一裕、大信田周知(宇宙研)が出席した。当日は PLAIN センターの平成15年度の運営・事業・開発研究に関する報告と平成16年度の事業計画等の審議が以下の通り行われた。 報告
議題
特に平成 15 年度は宇宙3機関が統合され、平成15年10月1日に独立行政法人宇宙航空研究開発機構が発足したことに伴い、最初にセンター長が新機構情報化システム関連の事業体系、その中で新発足した宇宙科学情報解析センターの使命、当委員会に新たに課せられた宇宙科学情報解析センターの年度事業の委員会評価等について報告と説明を行った。続いて篠原より PLAIN センターの平成 15年度事業計画における実施項目の説明とその目標達成基準の達成状況が報告された。目標達成基準通りに業務が遂行されていることが、各委員により確認された。 その他上記の報告・議題の中で特に議論が集中したのは、今年度末にリプレースするスーパーコンピュータに関連した報告・議題であった。このマシンの更新は年度内に終了し、平成16年度4月初めに稼働開始、4 月中に試運転とチューニングを終了、5月より全国大学・研究機関研究者による宇宙科学研究のための共同利用に提供、の予定である。これが現在では希少価値となったベクトル演算型のマシンであり、稼働当初は全国有数の演算速度を誇ることになるので、利用者の殺到が予想され、各委員からその運用方法に関して様々有意義な提案、指摘が出された。このスーパーコンピュータの共同利用に関しては現在応募を受け付けている。
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