PLAINセンターニュース第111号
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平成14年度宇宙科学企画情報解析センターシンポジウム
「シミュレーション計算技術のフロンティア」開催のお知らせ

篠原 育
PLAINセンター

 近年の計算機の演算能力の急速な向上によって、様々な分野において計算機シミュレーションが有効な手段として広く用いられるようになりました。宇宙科学分野では早い時期から計算機シミュレーションを利用していますが、現在ではアプリケーションの種類は多様化しています。

 従来は計算流体力学がシミュレーションの主流でしたが、流体力学にとどまらず分子動力学、プラズマ粒子計算、重力多体系計算、宇宙線モンテカルロ計算、等、計算内容は多岐にわたっていますし、流体と構造、流体と燃焼、等を連結した多分野融合的な複雑なシミュレーション計算も始まっています。計算機アーキテクチャの進化に合わせて、それを利用する計算技術も益々進歩しています。

 今回のシンポジウムではこうした新しい計算技術の情報交換を兼ねて、宇宙科学におけるシミュレーション研究の今後の展望について議論をして頂く場としたいと考えております。

チュートリアル講演として、

石井先生(コンパクト法)
越塚先生(粒子法)
崎山先生(マルチスケール解法)
矢部先生(CIP法)坪井先生(超音速燃焼)、

等からお話をいただける予定ですので、どうぞふるってご参加下さい。

日時: 平成 15 年 2 月 10 日(月) 
午前 10 時 〜 午後 5 時
場所: 宇宙科学研究所 新A棟 2 階 A 会議場

 なお、講演申込は、以下の申し込み書に記入の上、平成 15 年 2 月 3 日(月)までにお送り下さい。多数の皆様の参加をお待ちしております。

お問い合わせは篠原まで(e-mail: iku@stp.isas.ac.jp) お願い致します。



コンピューター・シミュレーションで解き明かす宇宙科学へ

大型計算機のお知らせへ


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