PLAINセンターニュース第102号
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平成13年度宇宙科学企画情報解析センター運営委員会報告

長瀬文昭
PLAINセンター

 上記委員会を平成14年3月27日に宇宙研 A 棟5階会議室において開催した。この会議には松田卓也、芝井弘、星野真弘、家森俊彦、長瀬文昭、藤井孝蔵、山田隆弘、三浦昭、笠羽康正、篠原育、西田主計課長、松崎恵一、本田秀之、増田研究協力課員が出席した。当日は PLAIN センターの平成13年度の運営と研究開発に関して下記の6項目の報告が行われた。また、平成14年度の事業計画等下記の3項目の議題について審議が行われた。   

報告

1. 計算機・ネットワーク運用状況

2. 大型計算機共同利用

3. JST プロジェクトと DARTS-VDC 最終報告  

4.スーパー SINET 及び専用回線接続状況

5. 平成15年度導入計算機リプレースの仕様検討

6.平成13年度シンポジウム報告


議題

1. 平成14年度事業計画概要

2. 平成14年度大型計算機共同利用申請状況と審査員選定

3. 平成14年度シンポジウム計画

 報告の中では、大型計算機運用とその共同利用は順調に進められた事、科学技術振興事業団プロジェクトにより DARTS データベースは大幅に増強された事、平成13年度には国立情報学研究所のスーパー SINET の10 Gbps 高速ネットが接続され、これに伴って国立天文台、東大理、京大理、名大理、東北大理と宇宙研の間に1 Gbps の専用回線が接続された事、平成15年度予定される大型計算機のリプレースに向けて新システムの仕様の検討が始められた事などが報告された。
 議題1で今年度は(1)スーパー SINET と所内 LAN ギガイーサーネットの接続及びその運用、(2)このシステムを用いた大学との共同研究の促進、及び(3)大型計算機のリプレースに向けて有限の資源を最大限利用して高度なシステムを調達できるような仕様の策定、が主要事業となる事を確認した。議題2では大型計算機共同利用の公募結果と審査のあり方を議論し、この方針に沿って計算時間の適正な配分を行うべく大型計算機共同利用応募書類の審査委員を決定した。また、議題3のシンポジウムについて来年度は今年度に引き続きスーパー SINET の有効活用をテーマとしたシンポジウムを開催する事となった。



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