No.194
1997.5

コラム

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本部訛り

 本部における会話,特に実験主任,保安主任を中心とした技術の話,雑談などを気をつけて聞いてみるとおもしろいことに気がついた。そのときの実験主任の出身地のお国訛りが本部の標準語になるようだ。
 M-3S-8「エクスプレス」の時には国際共同研究だけあって,英語,ドイツ語,ロシア語,日本語が飛び交っていたが,まあこれは特別として,今回のM-V-1号機組立オペレーション,フライトオペレーション時は岡山弁が本部における標準語となった。それもそのはず,M-V計画主任で,今フライトの実験主任である小野田先生は岡山県出身,その本部へ長老格の雛田先生が現われて,それに集中電源班の瀬尾さんが話に加われば立派な岡山県人会。近郷の広島県出身の的川先生も会話になじんでいる。
  これから世代が交代して若先生たちが実験主任をやられるようになっても,お国訛りのある会話,会議などが行われるならば,堅苦しい中にも,ほのぼのとしたものが感じられるだろう。

(東 照久)



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コラム4 M-Vの成功に亡き友を偲ぶ
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ISASニュース No.194 (無断転載不可)